学習指導要領を読む|記事の案内

このページは、次期学習指導要領(体育・保健体育)を読むための案内図です。新着順に記事が並ぶ一覧とは別に、どこから読めばよいか、いま改訂がどの段階にあるかが分かるようにまとめています。途中から来られた方も、ここから入れば順番に追えます。

次期学習指導要領に向けた検討の基盤となる考え方。①主体的・対話的で深い学びの実装、②多様性の包摂、③実現可能性の確保の三つを三位一体で具現化し、多様な子供たちの深い学びを確かなものにするという構図。
今回の改訂を一枚で示した図。出典:文部科学省「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」資料編(令和8年10月5日)1-2-1(印字403ページ)。該当ページを切り出して掲載した。クリックで拡大します。

いま追っているところ|審議まとめ(令和8年10月5日)

2026年10月5日、中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会が「次期学習指導要領等に向けた審議まとめ」を取りまとめ、同日公表しました。答申は冬、告示は年度末の予定です。いまはこの文書を原文から読んでいます。新しい順に並べます。

運動領域等の学習の系統性の改善イメージ。小学校1年から高等学校までの運動領域名を、4年ごとの三つの段で示した表。
次期改訂で、運動領域の名前と区切りがどう変わるか(審議まとめ 資料編・保体⑭「運動領域等の学習の系統性の改善イメージ」、第3部(2)印字p.824)。赤字が変更箇所、実線が必修、点線が選択。図の読み方は態度の在り処|審議まとめの体育で説明しています。クリックで拡大。出典:文部科学省(該当ページから図の部分を切り出して掲載)。

原文は文部科学省の掲載ページから読めます。

目的に合わせて、ここから

一節シリーズ:原文を一節ずつ読む

現行の学習指導要領(およびその解説)と、次期改訂のワーキンググループ取りまとめ(案)を、同じ箇所で並べて読んでいくシリーズです。要約ではなく、語がどう書かれ、どう書き換えられようとしているかを一つずつ確かめます。読む順に並べています。

  1. 序文|学習指導要領を、一緒に読む — このシリーズの目的と読み方
  2. #001|「見方・考え方を働かせ」は、授業で何をすることか — 現行編・小学校体育の目標の柱書
  3. #002|「見方・考え方」は、どう書き換えられようとしているか — 2030改訂編・取りまとめ(案)と並べて読む
  4. #003|「する・みる・支える・知る」は、なぜ「関わり方」と呼ばれているのか — 現行編・解説を読む
  5. #004|「関わり方」は、いま何を指しているのか — 2030改訂編・取りまとめ(案)の語を追う
  6. #005|「態度」は、なぜ「スポーツの価値」と書かれているのか — 現行編・目標(3)を読む
  7. #006|「態度」は、どこへ移されようとしているのか — 2030改訂編・WG取りまとめ(案)p.6を読む
  8. #007|「運動遊び」は、なぜ低学年だけなのか — 現行編。2026年10月23日(金)公開予定
  9. #008|「運動遊び」は、なぜ小4まで延びるのか — 2030改訂編。審議まとめ 資料編 保体⑭を読む。2026年10月30日(金)公開予定

現行の原文だけを追う回は現行編、改訂案を読む回は2030改訂編にもまとめてあります。更新は毎週金曜の朝です。

改訂の段取りと、節目の記事

文部科学省が示している改訂スケジュール(令和8年7月版)では、次の段取りになっています。このサイトでは、この節目ごとに体育・保健体育に絞ったまとめ記事を出します。

段階時期このサイトの記事
審議のまとめ令和8年10月5日 公表ずみ態度の在り処ほか(上のいま追っているところ)
答申令和8年(2026)冬ごろまとめからの差分を1本
告示(小学校)令和8年度末確定版で1本
告示(中学校)令和9年度末—
告示(高等学校)令和10年度末—

2026年10月5日に審議まとめが公表され、体育・保健体育については、目標の示し方、「態度」に関する要素の整理、4年ごとの時期区分と領域名、求める技能水準の見直し、余白の創出に伴う内容の見直しが示されました。次は冬の答申です。パブリック・コメントは、審議まとめの段階で10月、告示案の段階で冬ごろに実施される予定とされています。

関連する教育時事の回

日々の教育ニュースのうち、改訂に直接かかわる回です。新しい順に並べています。

  • 2026年9月25日 審議まとめ(案)を中教審で審議、総合的な学習の時間に「情報の領域」を新設へ
  • 2026年9月23日 体育・保健体育は小4まで「運動遊び」、「態度」の評価を再整理
  • 2026年9月15日 PISA2025と読みの流暢性、生徒のエンゲージメント
  • 2026年9月14日 サキドリ研究校332校、調整授業時数は「裁量的な時間」へ

半月ごとの論点まとめでも、授業時数の裁量を繰り返し扱っています。2026年9月前半の論点3つ、2026年8月下旬〜9月上旬の論点3つをどうぞ。

このページの使い方

一節シリーズが進むたび、節目の記事が出るたびに、このページを更新します。改訂の議論を追いかけたい方は、記事一覧ではなくこのページをブックマークしていただくのが確実です。サイト全体の案内ははじめての方へにあります。

タイトルとURLをコピーしました