2020年〜2024年

2020年〜2024年

考えは変わった、でも授業は変わらなかった|‘You can lead the horse to water, but you can’t make it drink’

協同学習を導入する2年間の参加型アクションリサーチに関わった体育教師3人。うまくいったという経験が、かえってその先の成長を止めることがある。デューイの教育観から教員研修を読み直した論文です。
2020年〜2024年

モデルを渡す側は、教師をどう描いてきたか|How physical education teachers are positioned in models scholarship: a scoping review

体育のモデル研究は教師を8通りに位置づけてきた。抵抗する者、正しく使えない者、機械的に再現する者から、適応させる者、研究者と協働する者まで。文献48本のスコーピング・レビューをデューイの視点で読み直した論文を、著者コメント付きで紹介する。
2020年〜2024年

研究者と実践者との望ましい関係性とは?|Practising collaboration in model implementation in physical education

研究者と教師の協働は「研究者が最もよく知っている」から「始まりの終わり」へ。Bjørke & Casey (2024) が2年間の協同学習プロジェクトから描く、協働の3つの段階と、モデルを処方箋ではなく仕様として扱うための指針。
2020年〜2024年

人が増え、学びは痩せた|What Makes Teachers’ Professional Learning More or Less Effective?: An Evolution of Community of Practice for Physical Education Teachers

実践共同体(CoP)は、体育教師の専門的学習を促す最も有望な手段の一つとされてきた。だが、その研究のほとんどは「参加すると何が得られるか」という成果を問うてきた。CoP自体が時間とともにどう育ち、どう衰えるのかを追った研究は、ほとんど存在し...
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教師が自分たちでつくった研修は、なぜ10年続いたのか|Initiating and Sustaining a Teacher-Initiated Community of Practice as a Form of Continuing Professional Development: Internal Leaders’ Perspectives

教師の学びを支えるものとして、実践共同体(community of practice, 以下CoP)は長く有望視されてきた。ただし、これまで研究されてきたCoPのほとんどは「トップダウン型」である。大学や行政といった外部機関が教師を集め、特...
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日本の授業研究における学び|Japanese elementary teachers’ professional development experiences in physical education lesson studies

小学校の教員免許に、教科の区分はない。国語も算数も体育も、同じ担任が教える。そして日本の教員養成課程では、体育科教育学を必修として履修する仕組みになっていない。この構造のもとで、若い教師が体育の授業をどう学んでいくのか——その一部始終を、た...
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語り合い、気づきが生まれる|The potential of Lesson Study in primary physical education: Messages from a longitudinal study in Japan

小学校の体育は、担任教師が教えている。そして担任教師の多くは、体育の教科内容についての知識に自信がなく、否定的な態度をもつことさえあると、国内外の研究が長年指摘してきた。ではどうするか——これまでの答えは、短期の校外研修だった。単発で、あら...
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コミュニティの熱狂、崩壊、再構築までの15年|Beginning, rise, fall, and comeback: Exploring the journey of a physical education teacher community in South Korea

2008年の韓国では、良い体育授業を追求する集まりに参加することが、昇進に不利になるという噂さえありました。その環境で18人の教師が自発的に集まり、やがて週末に無報酬で200〜300人を集める会へ育ち、商業化をきっかけに崩れ、そして立て直さ...
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型を守る力ではなく、手放す力|Teachers’ experiences of enacting pedagogical models and models-based practice: a systematic mixed study review

教育モデル研究において、教師はしばしば、自分の文脈を考慮せずにモデルを規範的に適用する「技術者」として描かれてきました。この批判に応えるために91編の実証研究から教師自身の経験を拾い直したとき、見えてきたのは意外な結果でした。教育的熟達の最...
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負の感情は、学びを妨げるのか|Emotions in Learning at Work: A Literature Review

肯定的な感情は学びを支え、否定的な感情は学びを妨げる。この図式は直感的にはもっともらしく聞こえます。しかし職場における学習と情動を扱った31本の論文を並べてみると、不安が挑戦を妨げる一方で怒りが社会化を促し、熟達者ほど問題に直面したときに否...