shohei_kurita_0918

教育時事

AI利用で負担は減るが、時間は減らない|2026年8月の教育ニュースから3件

AIを使えば教員の負担は減る。しかし労働時間は減らない。英国の教員1,033人調査が示したこの結果を入口に、今回はAIと教員をめぐる海外の動き2件と、国内の大学の国際化に関する1件を取り上げます。各記事の下に筆者のコメントを添えています。1...
2015年〜2019年

生徒の学習を妨げていたのは、私自身だった|Adopting a models-based approach to teaching physical education

協同学習、スポーツ教育、戦術的ゲーム指導、個人的・社会的責任の指導——体育の授業モデルは、いまや現場でも研究でも珍しいものではなくなった。だが、これらのモデルはほとんど常に「一つずつ、単独で」研究されてきた。ある教師が、一つの学校のカリキュ...
2015年〜2019年

委ねることと、手を離すことは同じではない|The complexity, tensions and struggles in developing learning communities throughout a Sport Education season

体育の指導モデルとしてのスポーツ教育(Sport Education, 以下SE)は、シーズン・所属・公式競技・クライマックスイベント・記録・祝祭という6つの要素を通して、子どもたちに「本物のスポーツ経験」を届けるものとして広く支持されてき...
2020年〜2024年

コミュニティの熱狂、崩壊、再構築までの15年|Beginning, rise, fall, and comeback: Exploring the journey of a physical education teacher community in South Korea

2008年の韓国では、良い体育授業を追求する集まりに参加することが、昇進に不利になるという噂さえありました。その環境で18人の教師が自発的に集まり、やがて週末に無報酬で200〜300人を集める会へ育ち、商業化をきっかけに崩れ、そして立て直さ...
2015年〜2019年

不全感が、寛容さに変わるとき|Emotions in leaders’ enactment of professional agency

行為主体性(agency)は、これまで目標志向的で合理的な活動として語られてきました。しかし、リーダーが自分の影響力を発揮できているときには喜びがあり、発揮できていないときには不全感と疲弊がある。行為主体性は情動と分かちがたく結びついている...
2020年〜2024年

型を守る力ではなく、手放す力|Teachers’ experiences of enacting pedagogical models and models-based practice: a systematic mixed study review

教育モデル研究において、教師はしばしば、自分の文脈を考慮せずにモデルを規範的に適用する「技術者」として描かれてきました。この批判に応えるために91編の実証研究から教師自身の経験を拾い直したとき、見えてきたのは意外な結果でした。教育的熟達の最...
2005年〜2009年

授業の主導権を子どもに渡せるまで|Sport Education for Teachers: Professional Development When Introducing a Novel Curriculum Model

資料を読み、2日間のワークショップも受けた。それでも教師たちは言いました。「言葉で説明するのではなく、見せてほしい」。ロシアの体育教師2名がスポーツ教育モデルを初めて導入する過程に、研究者が学校に入り込んで伴走したこの研究は、教師が新しいモ...
2000年〜2004年

信念が変わるのは「あと」だった|Professional development and teacher change

研修で考え方を変えれば、実践が変わり、生徒が変わる。多くの教員研修はこの順序を前提に設計されています。しかしGuskeyは、順序が逆だと言います。教師の態度と信念が変わるのは、新しい実践を試し、生徒の学習成果が上がったのを自分の目で見た「あ...
2020年〜2024年

負の感情は、学びを妨げるのか|Emotions in Learning at Work: A Literature Review

肯定的な感情は学びを支え、否定的な感情は学びを妨げる。この図式は直感的にはもっともらしく聞こえます。しかし職場における学習と情動を扱った31本の論文を並べてみると、不安が挑戦を妨げる一方で怒りが社会化を促し、熟達者ほど問題に直面したときに否...
2005年〜2009年

越境する教師の主体性は、5つに分かれた|Between school and working life: Vocational teachers’ agency in boundary-crossing settings

「教師は謙虚でなければならない」。学校と職場の境界に立つとき、外部に対してこちらから何かを言うのは失礼だという感覚は、フィンランドの職業教育教員にもあります。しかしこの論文が示すのは、その姿勢が現状の再生産を促す可能性があるということです。...