教師の専門性

2020年〜2024年

自信は、ひとりでは育たない|教育実習における教師としての自信の変容過程―教育実習生4名のナラティヴから―

教育実習の3週間で「教師としての自信」はどこで上がり、どこで落ちるのか。4名の実習生が描いた線図と語りから、自信が生徒・指導教員・学校組織との関係のなかで生まれることを描いた事例報告。本ブログ運営者自身の論文。
教育時事

教育ニュースまとめ 2026年9月18日|教員免許を3段階に再編、「強み専門性」20単位を要件に

中教審教員養成部会の審議のまとめ(強み専門性20単位・免許の3段階再編)、スポーツ庁の地域クラブ活動フェス、デジタル教科書指針の議論、フロリダ州のAI利用オプトイン規則を、体育科教育学の視点から読む。
教育時事

教育ニュースまとめ 2026年9月17日|英国は教員給与3.5%を全額財政措置、香川県の時間外は月36時間20分

英国政府が教員給与3.5%引き上げの全額財政措置を確約。香川県立校の時間外在校等時間は平均36時間20分。米国では職業技術教育の教員が研修費を自費負担する実態も。教員の処遇と専門性をめぐる3件を筆者コメント付きで整理。
2005年〜2009年

教師として「生き残ること」と「育つこと」は違う|Collaborative learning in physical education teachers’ early-career professional development

新任体育教員は教科部門で確かに多くを学ぶ。だがそれは「質問して答えをもらう」一方向の学びで、協働学習の四基準を満たしていなかった。Keay (2006) が示す、生き残ることと育つことの違い。
教育時事

教育ニュースまとめ 2026年9月16日|英国が学校給食基準を全面改定、揚げ物禁止など13の変更点

英国が公立学校の給食基準を全面改定し、揚げ物禁止など13の変更点を2027年9月から施行する。学校でのサングラス着用に関する眼科6団体の見解、総合教育会議の未開催249自治体、韓国の10代専用スマホ構想とあわせて4件を筆者コメント付きで整理。
2015年〜2019年

思想を教えるか、選べるように導くか|’You have to find your slant, your groove:’ one physical education teacher’s efforts to employ transformative pedagogy

社会正義を体育で教えようとする一人の小学校教師の28週間を追ったデジタル民族誌。変革的教育法を支えたもの、妨げたものは何だったのか。教師の「思想」を教えることの是非についても考える。
教育時事

教育ニュースまとめ 2026年9月15日|学校が楽しみな生徒48%、トラスト校は順位5位上昇、読みの流暢性は低下

文科相のPISA2025対応、英国CSTのアカデミー・トラスト研究、Gallupの生徒エンゲージメント調査の3件を、読解力の言語差やコミュニティ再生の視点から筆者コメント付きで整理。
2025年〜2029年

レシピが揃うほど、判断は要らなくなる|How does physical education teacher education prepare preservice teachers to make practical judgements when teaching games? A case study

既製のゲーム指導アプローチが揃うほど、教師が自ら判断する機会は減るのか。スウェーデンの教員養成課程のゲーム科目9回を映像分析し、学生が「実践的判断」を行使する機会がどう提供されていたかを検証した論文を紹介する。
教育時事

教育ニュースまとめ 2026年9月11日|運動部員は欠席20%減、米国の運動部優先論と部活動改革初年度

運動部に所属する生徒は、欠席日数が2割少ない。米国の元教育委員が示したこの数字は、学業の側が運動部のやり方に学ぶべきだという主張とともに提示されている。今日は国内3件、海外2件。中教審の学校安全部会の新設、スポーツ庁長官の就任1年の総括、神...
2020年〜2024年

研究者と実践者との望ましい関係性とは?|Practising collaboration in model implementation in physical education

研究者と教師の協働は「研究者が最もよく知っている」から「始まりの終わり」へ。Bjørke & Casey (2024) が2年間の協同学習プロジェクトから描く、協働の3つの段階と、モデルを処方箋ではなく仕様として扱うための指針。